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水と人が寄り添う、富岩運河環水公園(かんすいこうえん)
9.8haという面積を誇る県内最大級の公園が富山市の中心にはあります。
富山市には公園が沢山ありますが、環水公園はその中でも多くの人が訪れるスポットとなっております。
公園の真ん中には真ん中に富岩(ふがん)運河が流れており、その周りの緑と一緒に流麗な風景を見ることができます。元々は船溜まりだった場所を公園にしているので、川辺を散歩していると、小さな港を歩いているような気分になります。
川は流れが穏やかで、そこにはゆったりとした時間が流れています。
シンボルである「天門橋(てんもんばし)」からは広く景色を見ることができ、そこには恋人たちの告白スポットである「赤い糸電話」が設けられています。恋人と行ったら、ぜひ寄ってみるのもいいかもしれません。
また、水の流れを感じることができる場所として、「泉と滝の広場」があります。川の最上流部をイメージした滝(20分ごとに作動)が見られます。年中を通してライトアップが行われているので滝の内側を通ってみるのも幻想的です。
<<水と光の融合が綺麗な泉と滝の広場>>
景色を見渡せるクルーズ
一つ、環水公園を楽しむことができる方法として、「富岩水上ライン」があります。
これは、環水公園と岩瀬浜を繋ぐクルーズで、富山湾の景色や、昭和の土木構造物として全国で初めて、国指定重要文化財に指定された高低差2.5mもの水位調整を体感できる中島閘門(なかじまこうもん)などがあります。国指定重要文化財である「水のエレベーター」を体験できるのは日本ではここだけです。
このラインにはいくつかのコースがあり、
1.環水公園から中島閘門までを往復するコース
2.富山湾にある岩瀬カナル会館までを案内するコース(片道
3.岩瀬カナル会館から環水公園に至るコース
4.環水公園を周遊するコース
の4つのコースから選ぶことができます。また、環水公園から岩瀬カナル会館まで乗るコース(逆も同じく、)には路面電車片道乗車券付なので乗船した場所まで戻ることができ、交通の便に困ることもありません。
その日の気分によってコースを変えてみるのもいいかもしれません。
また、チケットは、当日乗船場で購入することができます。
四季折々の変化を楽しめる
季節ごとにこの公園では移ろいを楽しむことができます。春には川沿いの桜が、夏には打ち上げ花火を見ることができる「夏まつり」が、秋から冬にかけて富岩運河の対岸と対岸を繋ぐ「天文橋」にLED電球が取り付けられ、綺麗なイルミネーションを楽しむことができます。
2021は10月9日から毎年恒例の環水公園スイートイルミネーションが始まりました。時間帯としては、17:00から22:00の間に水辺に映える灯りが綺麗な光の祭典が行われるようです。是非大切な人と行ってみてはいかがでしょう。
また、中央に位置する芝生広場や噴水広場ではいろいろなイベントをやっていて、アートワゴンやナイトマーケットなどお洒落なイベントを随時行っています。
周辺施設
・富山県美術館
公園の西側に、道を挟んでひと際目立つオシャレな外観の建物があります。これは2017年にオープンしたばかりの美術館です。三階建てで屋上には子供たちと遊べる「オノマトペの屋上」が設置されています。一階と二階には食べる場所も用意されているので、ちょっとお腹が空いた、といった時にもオススメです。
また、環水公園には富山県立美術館のキャラクターである’ミルゾーくん’がモニュメントとしていたち川のほとりに建てられています。独特な雰囲気がクセになる、なんとも可愛い(?)作品です。
・スターバックス
周りには一息のつける施設も揃っており、世界一綺麗な景色が見渡せるという「スターバックス」や中国茶やジェラートを楽しめる、「点点茶」というカフェがあります。環水公園に行った際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょう。
・点点茶
<<点点茶>>
<<(左)カラメルほうじティー と (右)ベリー抹茶ティー>>
富岩運河環水公園は、富山県ならではの自然と町が融合した大型公園です。平日休日関係なく人が溢れ、いつもそこは活気づいています。フラッと立ち寄るのもいいかもしれません。
富山県富岩運河環水公園
自然と人が調和する富山県の新しいオアシス | 富山県富岩運河環水公園 (kansui-park.jp)
富山県美術館
富山県美術館 | Toyama Prefectural Museum of Art and Design (tad-toyama.jp)
スタバ富山環水公園店
富山環水公園店|スターバックス コーヒー ジャパン (starbucks.co.jp)
点点茶
アクセス
■徒歩で、富山駅より9分
■車で① 北陸自動車道富山ICより国道41号線経由にて約20分、
② 富山空港より県道69号線経由にて約25分